贈られたロボットと話す男児=山形市の山形大学付属病院で16日 親元を離れて入院する子どもたちを励まそうと、NPO法人「はばたく夢ロボット」(木田美恵子代表)が16日、山形市の山形大付属病院小児病棟に会話ロボット「翔ちゃん3号」を贈った。大阪府、埼玉県の病院に続き、3台目の寄贈。
このロボットは5歳児程度の会話能力があり、子どもたちは早速ロボットに話し掛けた。初めは声がうまく伝わらなかったのか、「もう終わるの?」「ゲームしよう」と質問とは無関係の答えが返ってきて苦笑い。それでも、会話が出来ると「本当にしゃべった」と笑顔で喜んだ。
ロボットは、04年10月に白血病で亡くなった木田代表の二男翔太さん(当時14歳)が約半年のモニターを務めて開発された。「全国の子どもたちにロボットを贈りたい」という翔太さんの遺志を継ぎ、木田代表が長女の朱香(あやか)さん(17)らと基金を設立、寄付を募ってきた。朱香さんの友人の親族が山形大学付属病院に入院していることから寄贈が実現した。朱香さんは「子どもたちの心のすき間を埋めてあげられるよう、全国の病院に贈り続けたい」と話した。【大久保渉】
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12月17日10時29分配信 毎日新聞