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独自の衛星測位システム復活へ=宇宙大国の夢再び−ロシア ロシアが旧ソ連から引き継いだ全地球衛星測位システム「グロナス」の復活に本腰を入れている。プーチン大統領が開発加速の号令を出し、来年末にはグロナスによるロシア全域のカバーが実現する(ロシア宇宙局提供)(時事通信社)

 【モスクワ30日時事】ロシアが旧ソ連から引き継いだ独自の全地球衛星測位システム「グロナス」の復活に本腰を入れている。プーチン大統領が直々に開発加速の号令を出し、来年末にはグロナスによるロシア全域のカバーが実現する。ソ連による1957年の世界初の人工衛星スプートニク打ち上げ成功から50周年にも当たり、宇宙大国復活の弾みにする構えだ。

 ロシアは26日、カザフスタン・バイコヌールから測位衛星3個を搭載したロケットを打ち上げた。これでグロナスの衛星数は計17個に達し、本格稼働まであと一息となった。近く民間にも開放し、カーナビなどへの利用が可能になる。

 グロナスの開発は旧ソ連の70年代に始まり、95年には衛星24個による全面稼働を達成。しかし、財政難から打ち上げ継続が困難になり、衛星の寿命が尽きて一時は6個に減っていた。

 衛星測位システムは、カーナビから巡航ミサイルの誘導まで軍民両面で応用範囲が広く、現代の国力の象徴となりつつある。米国のGPSの独占状態が続いていたが、グロナスが追撃。欧州連合(EU)は「ガリレオ」、中国は「北斗」の独自開発で参入している。

12月30日15時0分配信 時事通信


太陽系の外の惑星探せ 仏が人工衛星打ち上げ 系外惑星を探すため打ち上げられた仏の人工衛星「コロー」=AP

 【パリ=島崎雅夫】太陽系の外にあって人間居住に適した惑星を約2年半にわたり探査するフランスの人工衛星「コロー」が27日、カザフスタンのバイコヌール宇宙基地から打ち上げられた。

 コローによる探査は、仏国立宇宙研究センターや欧州宇宙機関(ESA)が1億7000万ユーロ(約265億円)を投じて行うプロジェクト。地球から4000万光年以上の約12万個の恒星を観測、人間の居住に適した地球のような惑星があるかどうか調べる。

 これまで、太陽系の外にある惑星は約190個見つかっているが、ガスでできたものばかりで、地球のように岩石でできた惑星はない。科学者の間では、190個以上の惑星が発見できると期待されている。

 2008年10月には、米航空宇宙局(NASA)の「ケプラー」が打ち上げられる予定。コローの惑星探査結果を踏まえ、恒星の状態分析や惑星探査をさらに本格化させる。

(2006年12月28日19時56分 読売新聞)


展開に成功したきく8号アンテナ 技術試験衛星「きく8号」の軌道上想像図(上)と衛星搭載カメラで撮影した受信側アンテナ(下左、25日展開)、26日夜、送信側アンテナ(下右)の展開にも成功した(宇宙航空研究開発機構提供)(時事通信社)

 宇宙航空研究開発機構は26日夜、技術試験衛星「きく8号」に設置された2枚の大型アンテナのうち、展開できていなかった「送信用」のアンテナの2度目の展開作業を行い、無事開くことに成功した。

 これで「受信用」とあわせて2枚のアンテナの展開が完了。来月中には、東経146度の赤道上空に静止する軌道に入る。きく8号は、来春から宇宙空間に携帯端末の中継基地を作る実験に取り組む。

(2006年12月26日23時32分 読売新聞)


長かった宇宙の「ベビーブーム」、星量産し銀河急成長 星が次々に生まれ、急成長する銀河MIPS―J1428の想像図=国立天文台提供

 多数の星をつくりながら急成長している銀河を、地球から88億光年離れた場所に、国立天文台や東京大などの観測チームが発見した。星が活発に誕生したピークは100億年前とされるが、より長く「ベビーブーム」が続いたことになるという。25日発行の日本天文学会欧文誌に発表した。

 調べたのは、うしかい座にある銀河MIPS―J1428。7基のアンテナを使って観測する国立天文台の野辺山レインボー干渉計(長野県)で、この銀河からの微弱な電波をとらえた。

 その解析から、星の材料となる分子ガスの量が、私たちの銀河系の30倍もあるのを確かめた。銀河系では太陽ほどの星が1年に数個しか生まれないが、この銀河は5000個以上の星をつくりつつ急激に成長していた。

 観測チームによると、大量の分子ガスが集まってたくさんの星が生まれる銀河は、これまで100億光年以上先で数個見つかっている。国立天文台の伊王野大介研究員は「宇宙で星が活発に生まれたピーク期を過ぎており、この銀河は予想外の大器晩成型」と話す。銀河の進化の研究に役立つと期待されている。

2006年12月25日19時48分 asahi.com


スペースシャトル「ディスカバリー」が無事帰還 12月22日、スペースシャトル「ディスカバリー」がケネディ宇宙センターに無事帰還(2006年 ロイター/Marta Lavandier)

 [ケープカナベラル(米フロリダ州) 22日 ロイター] スペースシャトル「ディスカバリー」が米東部時間22日午後5時32分(日本時間23日午前7時32分)、米フロリダ州のケネディ宇宙センターに無事着陸した。1回目の着陸の機会は、悪天候のために見送られていた。

 今回の13日間の飛行で乗組員は、国際宇宙ステーションの組み立て作業などを行った。

12月23日12時3分配信 ロイター


太陽表面の爆発とらえた 100万度ガス噴出 NASA 太陽観測衛星ステレオがとらえた太陽表面の爆発の様子=NASA提供

 米航空宇宙局(NASA)は、太陽観測衛星ステレオがとらえた太陽表面の爆発の画像を公開した。今年10月の打ち上げ後、初めて撮影した画像で、100万度もの高温ガスが噴出する様子が鮮明に写っている。

 ステレオは2機が1組の観測衛星。今月から来月にかけて、月の重力を利用して軌道を調整し、最終的には地球の公転軌道とほぼ同じ軌道を、地球をはさむかたちで周回する。2機がとらえた画像を重ね合わせることで、人が両目でものを立体的に見るように、太陽を立体的に観測できる。

 初画像は今月4日に撮影された。今後約2年間、太陽表面の活動や、太陽が噴出するプラズマの流れ(太陽風)などを詳しく調べる計画だ。

2006年12月22日10時13分 asahi.com


活発な磁場活動とらえる=「ひので」X線画像公開−宇宙機構など 宇宙航空研究開発機構と国立天文台が公開した太陽観測衛星「ひので」のX線望遠鏡でとらえた太陽。強い磁場が存在する地点は非常な高温になり、強力なX線を発しているため白く光って見える(同機構提供)(時事通信社)

 宇宙航空研究開発機構と国立天文台は20日、9月に打ち上げられた太陽観測衛星「ひので」に搭載されたX線望遠鏡による初期観測成果を公開した。活発な磁場の活動で、強いX線を放出する様子などをこれまでにない解像度でとらえた。

12月20日20時1分配信 時事通信


 米スペースシャトル「ディスカバリー」は19日夕(日本時間20日朝)、国際宇宙ステーション(ISS)から8日ぶりに離れ、帰還の途へ就いた。

 乗組員のスニータ・ウィリアムズ飛行士がISSに残り、7月から滞在していたトーマス・ライター飛行士が地上に戻る。

 米航空宇宙局は、22日午後3時56分(同23日午前5時56分)の着陸を目指している。(ワシントン・増満浩志)

(2006年12月20日10時43分 読売新聞)


太陽電池パネルの折りたたみに成功 ディスカバリー 2人の宇宙飛行士の船外活動で、折りたたみに成功したISSの太陽電池パネル=NASAテレビから、AP

 米航空宇宙局(NASA)のスペースシャトル・ディスカバリーとドッキング中の国際宇宙ステーション(ISS)で米東部時間18日午後(日本時間19日午前)、ディスカバリー乗組員による4回目の船外活動があり、難航していた太陽電池パネルの折りたたみに成功した。ディスカバリーはこれで主要な任務を終え、同22日午後(日本時間23日未明)に地球へ帰還する予定だ。


 米航空宇宙局(NASA)は18日、137億年前に誕生した直後の宇宙の姿をとらえたと発表した。

 2003年にデルタロケットで打ち上げた赤外線宇宙望遠鏡「スピッツァー」の観測画像を解析し、宇宙誕生後10億年以内の光だけを残すことに成功した。

 NASAによると、同望遠鏡が「おおぐま座」の星や銀河を撮影した赤外線データから、宇宙誕生後10億年までの光だけを残した画像を作製した。

 その結果、若い星や銀河が取り除かれ、約130億年前の宇宙の姿が浮かび上がった。

 画像は明るい部分と暗い部分がまだらになっており、明るく見える部分は太陽の1000倍以上の質量を持つ巨大な星や、ガスを取り込んで大量のエネルギーを放出しているブラックホールと考えられるという。

(2006年12月19日10時57分 読売新聞)



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