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高田土居の出土品展示 みなべ町生涯学習センター(和歌山)【高田土居遺跡から出土した溶解炉(みなべ町谷口の生涯学習センターで)】

 みなべ町谷口の町生涯学習センターで、同町の徳蔵地区遺跡(徳蔵)や高田土居遺跡(気佐藤)、大塚遺跡(東吉田)から出土した遺物約100点が展示されている。日本で唯一完全な形で出土した溶解炉の胴部や溶けた地金がたまる錙(る)、初公開となる鋳型など、全国的に貴重なものが多い。町教委は「南部郷の成り立ちを知る上で重要な資料なので、多くの町民に見てもらいたい」と呼び掛けている。

 徳蔵地区遺跡、高田土居遺跡は1997年度から、阪和自動車道みなべインターチェンジの建設に合わせ県文化財センターが発掘した。大塚遺跡は2002年、県道拡幅工事に合わせ発掘調査した。

 今年4月、県文化財センターで整理調査を終え、発掘品約4000点が町に移管されていた。展示では発掘品のほか、発掘風景や遺跡を上空から撮影した写真、図や説明文を付けて解説している。


高松塚古墳 新たに地割れ判明 石室解体3月下旬に延期 石室を覆うドーム状の版築層(中央)=奈良県明日香村の高松塚古墳で27日、森園道子写す

 奈良県明日香村の高松塚古墳(7世紀末〜8世紀初め)について、文化庁は27日、石室解体作業の開始時期を当初予定の来年3月中旬から同下旬に延期すると発表した。

 石室の解体に向けて今年10月から始まった同古墳の発掘調査で、南海地震による墳丘の地割れや亀裂が新たに判明し、地層のはぎ取りなどの調査に時間がかかったため。年内の発掘調査は28日で終了し、発掘解体の作業現場となる断熱覆屋を設置後、1月末に再開される。

 新たな解体日程は▽断熱覆屋の設置=1月上旬〜下旬▽石室を露出させる発掘=1月下旬〜2月末▽石室の調査=3月上旬〜下旬▽石室解体=3月下旬〜6月中旬。【大森顕浩】

12月28日9時39分配信 毎日新聞


 中国・貴州省の約5億1000万〜5億年前(古生代カンブリア紀)の地層から、ガラスやオパールと同様の珪酸(けいさん)質に変化した卵化石が初めて見つかった。地中の鉱物の作用で成分が変わったとみられる。

 丸い形が完全に保存されているだけでなく、エックス線撮影で、細胞分裂した直後の胚(はい)まで確認できた。珪化によって細部まで構造が守られたと推定される。

 米オハイオ州立大や中国貴州大の研究チームが米地質学会誌12月号に発表した。

 研究チームによると、卵は直径0・5〜0・9ミリほどで77個が確認された。珪酸分を多く含む細粒の岩石に封じ込められていた。

 当時は、魚類などの脊椎(せきつい)動物が出現する前で、ようやく原始的な無脊椎生物が海の中で繁栄を始めたころ。この時期の生物は現在の生物と異なるものが多く、断定はできないが、卵の大きさや胚の細胞分裂の様子から、ウニなどの仲間に似ているという。

 大昔の樹木が周囲の火山灰層などに含まれる珪酸を取り込んでできた「珪化木」は、世界中で知られているが、研究チームは、固い殻を持たない無脊椎動物の「珪化卵」は例がないとしている。

(2006年12月25日14時39分 読売新聞)


神秘の謎に迫る、ミイラ研究始まる(1)―新彊ウイグル族自治区トルファン 新彊ウイグル族自治区トルファンでミイラが発見されてから約3年を経過して、このほど発掘作業が始まった。果たして、どこまでミイラの神秘と謎に迫ることができるか。

2006年12月20日、新彊(しんきょう)ウイグル族自治区吐魯番(トルファン)市の洋海古墳群から、シャーマンのミイラが発掘された。考古学者などにより、身にまとっている衣服や装飾品などを慎重に保存。それらは、当時の彼らの文化や生活をひもとく手掛かりとして、大変貴重な遺跡だからだ。

この一大プロジェクトのために今回、新疆文物局考古学研究所の調査隊は、2003年のミイラ発掘から、中国国内の織物専門家を集めるなど、条件が整うまで随分と時間を費やし、やっとここまでこぎつけた。責任者の話では、今回、このミイラの体や副葬品を調べることにより、シャーマニズム研究には多大な前進が見られるはずと、期待を寄せている。

シャーマンとは、その昔、宗教世界が確立されていた中での霊媒師や予言者、呪師のような役割を持つ者を指し、神秘的な存在だったといえる。彼らがいにしえの社会のなかでどのように振舞っていたのだろうか、このミイラの研究が進むごとに、明らかになるであろう。

12月25日12時31分配信 Record China


約2000年前の穀物の種を発見ー安徽省巣湖市 漢代の古墳から発見された穀物の種。約2000年前のものと思われる。この古墳は12月13日に農民が発見し、18日から専門家による調査が行なわれていた。

2006年12月19日、安徽(あんき)省巣湖(そうこ)市の廬江(ろこう)県経済開発区で、漢代(紀元前221年ー紀元後220年)の古墳から、大量の青銅器や陶器や漆器、俑(よう)、彫刻などが貴重な副葬品が出土された。

この古墳は12月13日に農民が発見したもので、18日から考古学の専門家が調査をしていた。考古学の専門家たちがいちばん興味を持ったのは、棺の上で発見された種だっだ。種は炭化した状態で見つかっており、約2000年前の穀物の種と思われる。保存状態が非常に良く、今後詳しい鑑定を行う予定だ。

12月23日14時33分配信 Record China


高松塚古墳 網目状のむしろ跡5層分を検出 築造に利用か 高松塚古墳で発見されたむしろの使用跡。指先の方向に向かって跡が伸びる=奈良県明日香村で21日、貝塚太一写す

 文化庁は22日、石室解体に向けて発掘調査中の高松塚古墳(奈良県明日香村、7世紀末〜8世紀初め)の墳丘で、網目状のむしろ跡5層分を検出したと発表した。土を突き固めた版築層にあり、厚さ約3センチの土の層と交互にサンドイッチ状に重ねられていた。古墳の築造方法としては前例がなく、同庁は「墳丘の強度を高め、地滑りを防ぐ目的だったのでは」としている。

 石室を組み立てる際に築かれた、白く硬い版築の上部に広がっていた。同じ土層面で方向の異なる網目が確認できることから、墳丘の角度に合わせて適度な大きさに切り、敷き詰められた可能性があるという。

 積んだ土の上に木の葉や枝を幾度も敷き詰める「敷葉(しきは)」と呼ばれる工法は、古くは岡山県倉敷市の上東遺跡(1世紀)で確認されており、奈良文化財研究所の松村恵司・考古第一研究室長は「高松塚にも技術が応用された可能性がある。ぜいたくな工法で、格の高さがうかがえる」と指摘する。【林由紀子】

毎日新聞 2006年12月23日 東京朝刊


陸上で欧州最大か=1億5000万年前の草食恐竜化石−スペイン 約1億5000万年前の地層から見つかった新種の大型草食恐竜の左前脚の化石。長さ3.5メートル。陸上では欧州最大、世界でも有数の大きな動物だった可能性があるという(米サイエンス誌提供)(時事通信社)

 スペイン東部の約1億5000万年前(ジュラ紀後期)の地層から、推定全長37メートル、体重48トンに達する最大級の恐竜の骨格化石を現地の古生物学者が発見した。

 巨大な恐竜は、当時ひと続きの大陸だった南米とアフリカで最近相次いで見つかっているが、大洋を隔てた欧州側にもジャンボ恐竜が生息していたことを示す発見で、22日付の米科学誌サイエンスに掲載される。

 スペイン・テルエルの博物館「ディノポリス」財団の研究チームによると、見つかったのは、長さ179センチに達する左上腕骨などの手足や背骨、断片的な頭骨、歯などの化石。長い首と尾を持つ草食恐竜「竜脚類」の新種で、トゥリアサウルス・リオデベンシスと命名された。

(2006年12月22日4時13分 読売新聞)


ネロの宮殿、一部再開へ ローマ皇帝ネロの宮殿内部。イタリア政府とローマ市当局は、水漏れのため閉鎖していた同市内にある2000年近く前の古代遺跡、ローマ皇帝ネロの宮殿を年明けから一部を再び公開すると発表した(19日、イタリア)(EPA=時事)

12月20日10時14分配信 時事通信


新衆院議員会館用地で旧二本松藩・長屋の跡など出土 衆院の新議員会館予定地で行われている発掘調査

 2010年完成予定の衆議院新議員会館(千代田区永田町)建設に伴う発掘調査現場が15日、報道陣に公開された。

 建設地は、江戸時代に二本松藩(福島県)の上屋敷があった場所で、調査範囲約3900平方メートルから、江戸詰めの家臣たちが暮らした長屋の跡が出土した。石積みの外壁や、木や竹でできた上水道の跡なども確認された。

 調査している東京都埋蔵文化財センターは「建物や施設を建て替えながら200年間使い続けた様子がよく分かる」と話している。

 調査は来年3月まで。

(2006年12月15日20時30分 読売新聞)


「寅」のはぎ取りに成功 キトラ古墳壁画 はぎ取られた「寅」=文化庁提供

 文化庁は14日、奈良県明日香村の特別史跡キトラ古墳(7世紀末〜8世紀初め)に描かれた極彩色壁画のうち、石室に残った東壁の獣頭人身十二支像「寅(とら)」(縦約17センチ、横約9.5センチ)のはぎ取りに成功したと発表した。新開発の特殊な電動糸のこ装置「ダイヤモンドワイヤ・ソー」を使った。寅の描かれたしっくい(厚さ3〜4ミリ)は壁面に固着し、へらでは損傷する恐れがあったため、今年1月に中断、保存・修復へ向けた再挑戦だった。

 新装置は、ダイヤモンド粒子を付着させた直径0.3ミリの細い鉄線をしっくいと壁面の間に通す仕組み。寅は周辺を含めて縦約17センチ、横約13センチの範囲で切り取られた。衣装のすそ部分は05年12月、しっくいの亀裂に沿って外されていた。

 四神のうち最後まで石室に残る南壁の「朱雀(すざく)」も来年2月14、15日、新装置を用いて取り外す予定。

asahi.com 2006年12月14日23時33分



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