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セイン処刑に抗議するパレスチナ人 フセイン元イラク大統領の肖像写真を掲げて処刑に抗議するパレスチナ・ヨルダン川西岸地区ヘブロン郊外のパレスチナ人たち(30日)(EPA=時事)

 【エルサレム31日時事】フセイン元イラク大統領の死刑が30日執行されたことについて、パレスチナで反発の声が相次いでいる。元大統領は絞首刑に処される直前、「パレスチナ万歳」と叫んだと伝えられており、これが人々の心をとらえたという側面もあるようだ。

 イスラム原理主義組織ハマスが率いるパレスチナ自治政府のユーセフ首相政治顧問は「パレスチナ、エルサレム(のイスラエルによる占領、併合)は、すべてのアラブ人にとって中心的問題なのだ」と述べ、共感が広がるのは当然との見方を示した。

12月31日19時0分配信 時事通信


紛争の傷、交流で癒やす=イスラエルで3教徒共存の祭典 歌や踊りを披露するユダヤ人のダンスグループ(左上)とアラブ人の踊り子たち(右ステージ上)。イスラエル北部ハイファでユダヤ、イスラム、キリスト3教徒による祭典「祭日の中の祭日」が行われた(30日)(時事通信社)

 【ハイファ(イスラエル)30日時事】イスラエル北部の港湾都市ハイファでユダヤ、イスラム、キリスト3教徒による祭典「祭日の中の祭日」が行われ、30日、最終日を迎えた。来場者は「いろいろな人が一緒にいられる雰囲気がいい」と、それぞれの文化を反映した歌や踊り、屋台での買い物を楽しんだ。

 この祭典は、年末年始の時期に行われるユダヤ教徒のハヌカ(清めの祭り)、イスラム教徒のイード・アルアドハ(犠牲祭)、キリスト教徒のクリスマスを合同で祝う取り組み。今年で13回目で、今回は9日から毎週土曜日に行われた。「民族・宗教間の融和が進むハイファならではのイベント」(主催者側)という。

12月30日15時0分配信 時事通信


 【エルサレム=三井美奈】イスラエル放送によると、イスラエル政府は25日、ヨルダン川西岸の占領地に入植者住宅30戸の建設を許可した。

 イスラエル、パレスチナの2国家樹立を定めた「ロードマップ(行程表)」は新たな入植を禁じているが、イスラエル政府高官は「敷地はもともと入植地だった。新入植にはあたらない」と説明した。

 住宅は、ヨルダン川渓谷のマスキオットに約30戸建設予定。敷地は80年代には入植地だったが、すでに住民は去り、90年代に軍用地として使われていた。

(2006年12月27日23時46分 読売新聞)


 【エルサレム=三井美奈】イスラエルのオルメルト首相は25日、ヨルダン川西岸のパレスチナ住民の移動規制を緩和するため、約400か所ある検問所・通行止めのうち数十か所を段階的に撤去するよう命じた。

 オルメルト首相とパレスチナ自治政府のアッバス議長との23日の首脳会談での合意事項の一つで、ハマス内閣と対立を深める議長を後押しする狙いがある。

 スネー国防次官によると、近く16か所で検問が緩和され、27か所の通行止めが近く撤去される見通しだ。

(2006年12月26日19時12分 読売新聞)


パレスチナのアッバス議長とハニヤ首相、ヨルダンの仲介で会談へ 12月25日、ハマス関係者が明らかにしたところによると、パレスチナ自治政府のアッバス議長(写真)とハニヤ首相がヨルダンの仲介で会談する(2006年 ロイター/Loay Abu Haykel)

 [ガザ 25日 ロイター] パレスチナ自治政府のアッバス議長とハニヤ首相がヨルダンの仲介で会談する。パレスチナでは、アッバス議長の支持母体ファタハと、ハニヤ首相率いるイスラム原理主義組織ハマスの対立が強まっており、今回の会談で関係修復を目指す。

 ハマスの関係者によると、ハニヤ首相は、ヨルダンのアブドラ国王を提案を受け、アッバス議長とアンマンで会談することに合意した。

 パレスチナでは、アッバス議長が評議会選などの前倒しを発表したことを受け、ハマスとファタハの対立が激化、ハマスは選挙前倒しを「クーデター」と非難している。

12月26日11時52分配信 ロイター


 【エルサレム=三井美奈】イスラエル放送によると、オルメルト首相は24日の閣議で、同国が拘束しているパレスチナ人収監者を年内に一部釈放することに前向きな姿勢を示した。

 首相は23日夜、パレスチナ自治政府のアッバス議長と初会談しており、議長との信頼醸成をさらにアピールする狙いがあると見られる。

 収監者については、パレスチナ側が釈放を強く求めてきたのに対し、イスラエル政府はこれまで、「今年6月末にパレスチナ武装勢力が拉致した国軍兵の解放が先」と主張し、拒否してきた。政府が従来の立場を変えて釈放に踏み切れば、イスラム原理主義組織ハマス内閣と対立を深める議長にとって、大きな得点となる。ただ、イスラエル閣内にも反対意見が残り、実現するかどうかは不透明だ。

 イスラエルは、テロ関与などの名目で、ハマス閣僚など約1万人のパレスチナ人を拘束している。

(2006年12月25日18時30分 読売新聞)


ベツレヘムで深夜ミサ、アッバス議長も出席 生誕教会のミサに出席したアッバス議長と司教ら=25日、ベツレヘム〔著作権:AP.2006〕

 【ベツレヘム25日共同】イエス・キリスト生誕の地とされるヨルダン川西岸のパレスチナ自治区ベツレヘムの聖カテリナ教会で25日未明(日本時間同日朝)、クリスマス恒例の深夜ミサが行われ、西岸各地や欧州などから訪れた信者が祈りをささげた。

 イスラム教徒のアッバス自治政府議長も出席し、ミサに先立ち報道陣に「キリスト教徒の兄弟たちに祝意を伝えたい」と語った。

 ベツレヘムでは今年、レバノンの民兵組織ヒズボラとイスラエルとの戦闘やガザ地区での衝突などの影響で治安イメージが悪化し、巡礼者や観光客が減少。しかし、この日は教会前の広場の木々にイルミネーションが輝き、久しぶりににぎわいを取り戻した。クリスマス前後の数日間、市内のホテルは満室になっているという。

 一方、ガザ地区のカトリック教会は同日の深夜ミサを中止。AP通信によると、ガザ市で今月中旬に情報機関幹部の子供3人が殺害された事件後、信者の子供たちがおびえているためで、神父は「子供たちは、ガザは危険過ぎて今年はサンタも来ないと話している」と語った。

NIKKEI NET 2006/12/25 (09:17)


イスラエルとパレスチナが首脳会談、和平交渉再開へ前進 12月23日、イスラエルのオルメルト首相とパレスチナ自治政府のアッバス議長が初の公式会談を行った。(2006年 ロイター/Avi Ohayon)

 【エルサレム=三井美奈】イスラエルのオルメルト首相とパレスチナ自治政府のアッバス議長は23日、エルサレムのイスラエル首相公邸で約2時間にわたり会談した。

 イスラエルとパレスチナの首脳会談は昨年6月以来で、今年5月にオルメルト首相が就任してからは初めて。

 オルメルト首相は同日夜、公邸玄関に議長を出迎えてほおずりを交わし、アリザ夫人を紹介するなど親密ムードの演出に努めた。一方の議長は、オルメルト政権下でガザ攻撃が続いたことなどもあり、硬い表情を崩さなかった。

 会談に同席したエレカト元自治政府交渉相によると、オルメルト首相は会談で、今年1月にイスラム原理主義組織ハマスが評議会(国会)選で大勝して以来、パレスチナ側への引き渡しを停止していた代替徴収分の関税(約5億ドル)のうち、1億ドルの送金を表明。イスラエルが「治安維持」名目で行っているヨルダン川西岸の通行制限を緩和することも約束した。

 一方、議長が強く求めていたパレスチナ人収監者の釈放問題では決着がつかなかった。ガザ地区で先月末に発効したイスラエル、パレスチナ間の停戦のヨルダン川西岸への拡大も見送られた。


ハリリ 「抗議行動、イランとシリアが主導」本紙取材で ベイルートの私邸でインタビューに応じるサードハリリ氏=高橋宗男写す

 【ベイルート高橋宗男】昨年2月に暗殺されたハリリ元レバノン首相の二男で、レバノン政界の反シリア派連合指導者、サード・ハリリ国民議会議員(36)が21日、ベイルートの私邸で毎日新聞と会見した。同氏は、イスラム教シーア派組織ヒズボラなど親シリア派が今月1日から首都ベイルート中心部で続けている抗議行動を、イランとシリアによるレバノン政権転覆計画に基づく「破壊活動」と強く非難した。 

 同氏は親シリア派による抗議行動の狙いを「(元首相暗殺事件に関する)特別国際法廷設置を妨害することにある」と断言。ヒズボラが実質的にイランの支配下にあると指摘した上で、イランはレバノンへの通り道にあたるシリアを守る必要があると説明し、「ヒズボラはイランの利益のために暗殺を行った殺人者たちを守ろうとしている」と非難した。


ファタハとハマスが2度目の停戦合意、実現は不透明 ラマッラの議長府で、ハマスとファタハが戦闘停止に合意したと発表するアッバス議長=AP

 【エルサレム=三井美奈】パレスチナ自治政府のアッバス議長は19日夜、ヨルダン川西岸ラマッラで記者団に対し、議長が率いるファタハ、内閣を率いるハマスの双方は戦闘停止で改めて合意したと述べた。

 ハマスのハニヤ首相も記者会見で、停戦を確認した。

 停戦合意は17日に続き2度目。これを受け、ガザ市では19日夜、中心部に展開していた両派の武装組織が撤退を始めたが、選挙実施をめぐる両派の対立は解けておらず、継続的な戦闘停止が実現するかどうかは不透明だ。

 議長が16日に議長・評議会(国会)選挙の前倒し実施を発表したのを機に、選挙を支持するファタハ、反対するハマスは、ガザ各地で武力衝突。両派は17日にいったん停戦合意したが、衝突は再燃し、19日には6人が死亡する惨事となった。

 ハニヤ首相は19日、地元テレビを通じて演説し、「みなが(イスラエルの)占領や侵攻に対抗して団結すべきだ」と述べ、戦闘停止を訴える一方、選挙については「違法行為」だと改めて批判した。

(2006年12月20日10時51分 読売新聞)



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