【ニューデリー=永田和男】インドのムンバイ市警本部は30日、今年7月に同市で200人近くが死亡した連続列車爆破テロ事件について、「ISI(パキスタン統合情報部)により計画され、(イスラム系テロ組織)ラシュカレ・タイバにより実行された」との見解を発表した。
パキスタン政府はこれまで事件への関与を強く否定していた。
同市警本部のロイ本部長は記者会見で、事件に直接関与したとして逮捕された12人のうち11人がパキスタン人だったと述べた。また、容疑者1人の自宅からは、サウジアラビア在住のISI工作員から送られた現金2万6000リアル(約84万円)が発見されたと語った。
インドのシン首相とパキスタンのムシャラフ大統領は9月16日、キューバでの首脳会談で、ムンバイ事件後停止していた和平プロセスの再開と、両政府が対テロ共同機構を設置して情報交換や合同捜査に当たることで一致していた。しかし、同発表を受けインド側の世論が硬化するのは必至で、和平プロセスが再び停滞する事態も予想される。
パキスタン外務省は「ムンバイ市警本部長の発言は無責任で根拠のない主張だ」との声明を発表し、ISIの関与を否定した。
(2006年9月30日23時56分 読売新聞)
パキスタン政府はこれまで事件への関与を強く否定していた。
同市警本部のロイ本部長は記者会見で、事件に直接関与したとして逮捕された12人のうち11人がパキスタン人だったと述べた。また、容疑者1人の自宅からは、サウジアラビア在住のISI工作員から送られた現金2万6000リアル(約84万円)が発見されたと語った。
インドのシン首相とパキスタンのムシャラフ大統領は9月16日、キューバでの首脳会談で、ムンバイ事件後停止していた和平プロセスの再開と、両政府が対テロ共同機構を設置して情報交換や合同捜査に当たることで一致していた。しかし、同発表を受けインド側の世論が硬化するのは必至で、和平プロセスが再び停滞する事態も予想される。
パキスタン外務省は「ムンバイ市警本部長の発言は無責任で根拠のない主張だ」との声明を発表し、ISIの関与を否定した。
(2006年9月30日23時56分 読売新聞)



















