11月29日、北京で非公式協議を行っていた米中朝3カ国は6カ国協議の早期再開を目指すことで合意。写真は23日、板門店周辺で警備中の北朝鮮軍兵士(2006年 ロイター/Lee Jae-Won) [北京 29日 ロイター] 北朝鮮の核問題をめぐって北京で非公式協議を行っていた北朝鮮、米国、中国の3カ国は協議2日目の29日、6カ国協議の早期再開を目指すことで合意した。ただ、協議再開の具体的日程は決められなかった。
中国外務省のウェブサイトによると、3カ国は今回の非公式協議で、積極的な進展を実現させるため努力することでも合意した。
中国外務省は詳細は明らかにしていないが、「3カ国は、3カ国協議や2カ国間協議を通じて6カ国協議のプロセスを推進することについて意見交換し、率直かつ踏み込んだ形で相互理解を深めた」としている。
ワシントンのある米政府当局者は、30日に3日目の協議が開かれることはないとの見通しを示した。
これとは別に米国務省は、6カ国協議の米国首席代表であるヒル国務次官補が北京で韓国の首席代表、千英宇・外交通商次官補と会談したほか、30日の帰国前に日本に立ち寄り、日本政府当局者と協議する予定であることも明らかにした。
ヒル次官補と北朝鮮の金桂冠外務次官の協議について、ある米政府高官は記者団に「彼らは良い話し合いを持った。彼(ヒル次官補)は、進展状況に非常に満足していると思う」と語り、6カ国協議の12月再開の可能性に期待を示した。
韓国聯合ニュースは29日、一連の協議の中で金外務次官が、核計画放棄の条件として米国に北朝鮮関連口座の凍結や制裁を解除するよう要求したと伝えている。
(ロイター) - 11月30日11時21分更新