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米FDA、牛・豚・ヤギの肉やミルクなどクローン食品の安全を宣言 12月28日、米食品医薬品局(FDA)、牛・豚・ヤギの肉やミルクなどクローン食品の安全を宣言。写真は遺伝子組み替えのクローン牛。2004年2月撮影。Bio Sidus EM提供(2006年 ロイター)

 米食品医薬品局(FDA)は28日、親と全く同じ遺伝情報を持つ「クローン」牛などの肉や乳製品を食べても安全だとの報告書案を公表した。4月上旬まで幅広く意見を聴取したうえで、食品としての販売を認めるかどうかの結論を出す。来年中の認可の可能性もある。実現すれば、クローン食肉や乳製品の販売認可は世界初めてとなる。

 安全宣言の対象は「体細胞クローン技術」を使って生産された大人の牛や豚、ヤギの肉と乳製品。動物の身体から採取した体細胞をもとに同じ遺伝子の複製動物を作る技術で、遺伝子の内容は組み換えない。1996年にはスコットランドで世界初のクローン羊「ドリー」が生まれた。

 FDAはクローン技術で作った場合と通常の方法で産み育てた家畜の肉や乳製品を比較。両者に差はないと判断した。FDAは食肉や製品に「クローン」との表示を義務づけない方針。また、認可されれば、通常の食肉と同様に輸出される可能性がある。(シカゴ=毛利靖子)

NIKKEI NET 2006/12/30 (00:09)

世界初、クローン動物食品認可へ…米が安全報告書案


 【ワシントン=増満浩志】米食品医薬品局(FDA)は28日、体細胞クローン技術で生み出した牛、豚、ヤギの肉とミルクについて、「通常の肉などと違いはなく、食品として安全だ」とする報告書案を発表した。

 一般の意見を90日間受け付けた後、報告書を正式にまとめ、食品としての販売を世界で初めて認可する。

 しかし、表示の義務づけなどをめぐって消費者団体などが反発しており、今後、曲折が予想される。

 クローン動物の食品化について、FDAは2003年に「ほとんど危険はない」との報告書を出したが、さらに安全性を確認するまでの措置として、業界には食品化の自粛を要請した。クローンやその子孫に関するデータを集め、分析を続けてきた。

 今回、「通常の肉などと違いはない」と結論を出したことで、FDAは製品に「クローン」との表示も義務づけない意向。ただ、「クローン不使用」と言った表示は、条件付きで認められる可能性があるものの、消費者からの反発に加え、食品業界にも消費者の肉・乳製品離れを懸念する声がある。

 認可されれば、日本など海外へも輸出される可能性があるという。

          ◇

 農林水産省によると、今年3月末までに体細胞クローン技術で495頭の牛が日本国内で誕生しているが、安全性に対する消費者の懸念が強く、出荷は自粛している。

 農水省系の研究機関が、肉質や乳についてはほぼ安全との結論を出しており、現在、子孫への影響がないか調べている。安全性が確認できれば、農水省と厚生労働省が、食品安全委員会に諮問し、出荷の承認を求める。

(2006年12月29日23時15分 読売新聞)



米FDA、牛・豚・ヤギの肉やミルクなどクローン食品の安全を宣言


 [ワシントン 28日 ロイター] 米食品医薬品局(FDA)は28日、クローン技術を使ってつくった牛、豚、ヤギの肉やミルクは食用として安全との暫定報告書をまとめた。

 最終報告で安全が宣言されれば、世界で初めてクローン動物が食品として販売されることになる。羊については、十分な証拠がなく報告書の対象外となっている。

 FDAは、クローン技術を使った食品であることを示すラベル表示の義務付けを勧告しない可能性が高いとしているが、ラベル表示については、今後90日間パブリックコメントを募集した上で決定する。

 パブリックコメントは来年4月2日まで受け付ける。最終報告書の発表日は未定。

12月29日18時26分配信 ロイター


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