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 和食中心にバランスのよい食生活を送っていると思われていた高齢者が近年、摂取する食材の偏りなどで低栄養状態になる危険性が高まっていることが30日、全国老人クラブ連合会が全国の会員に実施した最新の食生活調査で分かった。

 調査は男女2963人(最高齢97歳、平均年齢75歳)に実施。食習慣や食生活上の懸念などについて聞いた。

 それによると、食事を1日3回決まった時間に取る高齢者は9割以上。「ほぼ毎日食べる」と回答した食材の種類も、緑黄色野菜72.0%、大豆製品68.4%、果物62.0%、魚介類42.1%で、「健康食」を中心に摂取していた。

 半面、「肉類」は敬遠されがちで、毎日食べる人は12.1%。「ほとんど食べない」とした人の方が17.0%で高かった。日本栄養士会によると、必要以上に生活習慣病を気にして肉を控えると、低栄養となり、心身に悪い影響が出かねないという。

 もう1つの課題が独居高齢者などの「食材余り」の問題。「食生活での心当たり」では、男女とも約半数が「同じ食材を使った料理が多くなる」と回答。食べる量が少ない高齢者では、食材が余るために、同じ物を何日も食べ続ける傾向が見られた。このほか、男性では23.1%が「調理済み総菜が多い」、女性の20.1%が「食事を作るのがおっくう」と回答した。

12月30日15時30分配信 時事通信


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