栃木県南河内町(現・下野市)の運送会社「東武運輸栃木」(当時)で2004年10月、約5億4250万円が強奪された事件で、強盗罪に問われた元山口組系暴力団組員石丸仁志(29)(東京都墨田区緑)、元従業員の大場恭男(55)(宇都宮市東峰町)、長男で飲食店経営大場隆介(28)(同市松原)の3被告の判決が13日、宇都宮地裁であった。
池本寿美子裁判官は、石丸被告に懲役9年(求刑・懲役12年)、隆介被告に懲役6年(同8年)、恭男被告に懲役5年6月(同8年)を言い渡した。この強盗事件を巡っては、7人が起訴され、この3人を含む5人が公判中だが、判決が出たのは初めて。
判決によると、石丸被告ら3人は日本人側の首謀者とされる永沼憲広被告(39)(強盗罪などで起訴)ら数人と共謀し、04年10月17日午後6時20分ごろ、同社事務所に押し入り、警備員2人を模造銃などで脅し両手足を縛り、金庫室から現金を奪った。
この日は、実行犯が襲撃に使った乗用車を貸したとして強盗ほう助の罪に問われた元飲食店店長仲田一博被告(26)(新潟市川岸町)の判決もあり、池本寿美子裁判官は、懲役2年6月(求刑・懲役3年)を言い渡した。
(2006年11月13日19時30分 読売新聞)
5億円強奪事件、強奪金を預金した首謀者の母も逮捕
栃木県南河内町(現・下野市)の運送会社「東武運輸栃木」(当時)で約5億4250万円が強奪された事件で、栃木県警と警視庁の合同捜査本部は1日、強奪した現金を銀行口座などに隠したとして、首謀者とされる元山口組系暴力団組員永沼憲広被告(38)(強盗罪で起訴)と、同松本伸之被告(35)(盗品等譲り受けの罪で起訴)を、組織犯罪処罰法違反(犯罪収益の隠匿)の疑いで再逮捕した。
また、永沼被告の実母の縫製業永沼ヨシノ容疑者(64)(福島県石川町母畑)も同容疑で逮捕した。
調べによると、永沼被告はヨシノ容疑者と共謀し、強奪事件3日後の2004年10月20日、ヨシノ容疑者と永沼被告の実父、実弟の名義の定期預金口座を信用金庫に開設して各1000万円を預け、犯罪で得た収益を隠した疑い。
また、永沼被告と松本被告は同日、永沼被告の実弟名義の銀行預金口座に400万円を、郵便貯金口座に600万円を預けて隠した疑い。
3人はいずれも容疑を否認しているという。
永沼被告は、分け前として約8000万円を受け取ったとみられており、合同捜査本部では残金の使途などを追及している。
(2006年9月1日19時56分 読売新聞)5億円強盗の「否認」首謀者起訴、地検は「立証可能」
栃木県南河内町(現・下野市)の運送会社「東武運輸栃木」(当時)で2004年10月、約5億4250万円が奪われた事件で、宇都宮地検は21日、首謀者とされる宇都宮市御幸本町、元山口組系暴力団組員永沼憲広被告(38)を強盗罪で起訴した。
永沼被告は犯行を否認しているが、共犯者が「永沼被告の指示で動き、報酬も渡された」などと永沼被告が首謀したことを示す供述をしていることから、地検は公判での立証は可能と判断した。
7月31日に強盗容疑で逮捕された永沼被告ら元山口組系暴力団組員3人のうち、同県佐野市奈良渕町、松本伸之被告(35)は、強盗の事前共謀は認められなかったものの、強盗で得た収益と知りながら永沼被告から報酬200万円を受け取っていたとして、盗品等無償譲り受けの罪に切り替えて起訴した。
仙台市太白区柳生2、中川昭司受刑者(38)(別の強盗ほう助事件などで服役中)は、事前共謀は認められるが、報酬を得ておらず、「犯行への関与の程度は小さい」(地検幹部)として処分保留とした。
(2006年8月21日20時10分 読売新聞)栃木5億強奪、来週にも中国人2人に逮捕状請求
栃木県南河内町(現・下野市)の運送会社「東武運輸栃木」(当時)で2004年10月、約5億4250万円が強奪された事件で、栃木県警と警視庁の合同捜査本部は17日、中国人グループの仕切り役を務めたと見られる30歳代の中国人の男2人について、来週にも強盗容疑で逮捕状を請求する方針を固めた。
2人は事件後、出国したと見られており、捜査本部は、警察庁を通じて国際刑事警察機構(ICPO)に国際手配することも検討している。
逮捕状を請求するのは、中国人側で事件を主導したと見られる「高野(たかの)」と呼ばれる30歳代後半の男と、実行犯の手配や監視に携わったと見られる「チン」と呼ばれる30歳代の男。
「高野」は、中国東北部出身で、中国残留孤児の子孫という情報もあり、日本語がうまい。事件の首謀者とされる元山口組系暴力団組員永沼憲広被告(38)と親しく、永沼被告から資産家などの情報提供を受けては、ほかの中国人に強盗などをさせ、情報提供の対価を永沼被告に渡していたとみられている。
今回の事件で逃走中に放置した分を除く4億2250万円のうち、永沼被告の分け前は8000万円だったとされる。
03年12月に栃木県茂木町で起きた緊縛強盗事件でも、「高野」が永沼被告に、「何かいいネタはないか」と持ちかけていたことが分かっており、「高野」はこの事件でも強盗容疑で逮捕状が出ている。
中国側との交渉に携わった元山口組系暴力団組員石丸仁志被告(28)が、永沼被告から「高野」を紹介され、事件前の謀議や事件後の分け前交渉を行ったことを供述、「高野」が中国人側を主導した疑いが強まった。
「チン」と呼ばれる男は、中国人の実行犯グループ5人を現場近くまで送ったほか、奪った現金を都内に運んだりしたことが、実行犯らの供述で裏付けられた。
(2006年8月18日3時2分 読売新聞)5億円強盗事件で元飲食店店長を逮捕、逮捕者は8人目
栃木県南河内町(現・下野市)の運送会社「東武運輸栃木」(現・東武運輸プリヴェ栃木支社)で2004年10月、約5億4250万円が奪われた強盗事件で、栃木県警と警視庁の合同捜査本部は4日、新潟市川岸町2、元飲食店店長仲田一博容疑者(26)を強盗ほう助容疑で逮捕した。
同事件の逮捕者は8人目。
調べによると、仲田容疑者は、情報提供役の大場隆介容疑者(28)(強盗容疑で逮捕)らに自分の乗用車を貸して犯行を手助けした疑い。この車は中国人実行役が同社に押し入ったり、犯行後に強奪金を運び出したりするのに使われた。
(2006年8月5日0時12分 読売新聞)日中の首謀者ら犯行計画など詳細謀議…栃木の5億強奪
栃木県南河内町(現・下野市)の「東武運輸栃木」(現・東武運輸プリヴェ栃木支社)で2004年10月、約5億4250万円が奪われた事件で、首謀者とみられる元山口組系暴力団組員永沼憲広被告(38)と、「高野」と呼ばれる中国人の30歳代の仲介役の男を中心に、数か月前から宇都宮市や東京都内で数回顔を合わせ、犯行を詳細に打ち合わせていたことが2日、栃木県警と警視庁の合同捜査本部の調べでわかった。
捜査本部は、2人が事件を主導したことを裏付ける事実とみて追及する。
調べによると、謀議は、わかっているだけでも04年夏ごろから行われていた。宇都宮市内の喫茶店に、情報提供役の元同組員石丸仁志容疑者(28)、当時社員だった大場恭男容疑者(56)の長男、隆介容疑者(28)のほか、永沼被告と「高野」も加わり、同社事務所の見取り図などを使って金の置き場所の確認や、犯行計画を練っていたという。2人が出席した謀議は、この後も数回、開かれたという。
(2006年8月3日3時8分 読売新聞)5億強奪「折半では殺される」中国人側の分け前6割に
栃木県の運送会社「東武運輸栃木」(当時)で2004年10月、約5億4250万円が奪われた強盗事件で、強盗容疑で逮捕された石丸仁志容疑者(28)が犯行の数日後、東京都内で中国人グループと強奪金の分け前について話し合い、「中国人側が6割、日本人側4割で押し切られた」と供述していることが、栃木県警などの合同捜査本部の調べで分かった。
調べによると、強奪金のうち、犯行グループはサイレンが聞こえたため、現場近くに約1億2000万円を残し、実際に手にしたのは4億2250万円。石丸容疑者は、首謀者と見られる元山口組系暴力団組員、永沼憲広被告(38)に依頼され、分け前の話し合いに出席。中国人側は、事件を主導したと見られる仲介役の「高野」と名乗る男ら5人がいた可能性がある。
永沼被告は、日本人と中国人で折半するつもりだったが、「中国人の分け前を多くしろ」と迫られたため、石丸容疑者が「折半を主張しすぎると殺される」と思い、主張をのんだという。
(2006年8月1日15時50分 読売新聞)栃木5億円強奪、首謀格の組員ら3人を再逮捕
栃木県南河内町(現・下野市)の運送会社「東武運輸栃木」(現・東武運輸プリヴェ栃木支社)で2004年10月、約5億4250万円が奪われた強盗事件で、栃木県警と警視庁の合同捜査本部は31日、首謀者とみられる宇都宮市御幸本町の山口組系暴力団組員、永沼憲広被告(38)(別の強盗事件で公判中)ら3人を強盗容疑で再逮捕した。
永沼被告らは、同社の社員だった大場恭男容疑者(55)(強盗容疑で逮捕)が提供した事務所の見取り図などの内部情報を、以前から共謀関係にあった仲介役の30歳代の中国人を通じて伝え、実行役の中国人グループに犯行を指示するなどしていたとみられ、捜査本部は、犯行の経緯や報酬金の流れなど事件の全容解明を目指す。
(2006年7月31日18時42分 読売新聞)主犯ら3人逮捕へ 12〜13人の犯行か 5億円強奪
5億円強盗事件を巡る人物相関図 栃木県南河内町(現下野市)の運送会社「東武運輸栃木」(現・東武運輸プリヴェ栃木支社)で現金5億4250万円が強奪された事件で、栃木県警は暴力団組員永沼憲広被告(38)=別の強盗罪で勾留(こうりゅう)中=ら3人について、銀行口座の入出金履歴などから事件を主導したとみて、31日に強盗容疑で逮捕する方針を固めた。県警は、日中両国の12〜13人による犯行とみている。
永沼被告は31日午前、東京地裁八王子支部で公判が予定されている。県警は同日午後、永沼被告の身柄を今市署に移し、同被告と同じ山口組系組員の男2人とともに5億円強奪の容疑で逮捕する。2人は栃木県茂木町で03年12月に起きた別の強盗事件にかかわったとして、強盗幇助(ほうじょ)の罪で起訴されている。
これまでの調べから、県警は犯行にかかわったのは日中の12〜13人とみている。グループは、(1)主導的な「計画・仲介」役を果たした永沼被告と知人の組員2人、実行犯を集めた中国籍の30代の「手配師」の男の計4人(2)東武運輸の現金輸送情報などの「情報提供」役の同社元従業員大場恭男容疑者(55)と、長男の大場隆介容疑者(28)、隆介容疑者と同級生で元暴力団組員の石丸仁志容疑者(同)の計3人(3)同社に押し入った「実行犯」の金光容疑者(26)ら中国人5人――で構成されていたとみられる。
金容疑者らの供述などから、奪った現金を運搬した運転手役の中国人1人が、さらに関与している可能性もあるという。
強奪した5億4250万円は、1億2000万円が現場近くで放置され、4億円余りを山分けしたとされる。受け取った報酬は、実行犯5人に3000万円ずつ、情報提供者の日本人3人に1000万円ずつ渡ったことが、供述で明らかになっている。県警は、永沼被告が事件後に家族名義の口座に1000万円を振り込んだ事実も把握しており、首謀者グループが2億円余りを手にしたとみている。
一方、手配師は事件後の04年内に出国した記録が残っているという。県警は、金容疑者以外の4人の実行犯と手配師の計5人は、すでに国外逃亡した可能性が高いとみている。
asahi.com 2006年07月31日07時10分実行犯送迎や現金運搬に中国人の男…5億円強盗
栃木県南河内町(現・下野市)の運送会社「東武運輸栃木」(現・東武運輸プリヴェ栃木支社)で2004年10月、約5億4250万円が奪われた強盗事件で、中国人の実行グループ5人を現場近くまで送ったほか、スタンガンを渡したり、奪った現金を運搬したりした中国人の男がいたことが30日、栃木県警と警視庁の合同捜査本部の調べでわかった。
捜査本部は、実行グループの監視役だった可能性もあるとみている。調べによると、男は04年10月17日、東京方面から東北新幹線で来た金光容疑者(26)(強盗容疑で逮捕済み)ら実行グループ5人をJR宇都宮駅にワゴン車で出迎え、車内でスタンガンやおもちゃの拳銃、目出し帽などを渡し、現場近くまで送った。
実行グループは、別の乗用車で午後6時20分ごろ、同社に押し入り、犯行後、約300メートル離れた上三川町内の町道脇で車を乗り換え、さらにJR自治医大駅近くで、男が運転するワゴン車に金を積み替えた。
ワゴン車には実行グループの1人も同乗して東京方面に逃走。残る4人は、2人ずつに分かれ、それぞれ、JR宇都宮線で宇都宮駅に向かった後、東北新幹線で東京方面に逃げた。
(2006年7月31日3時4分 読売新聞)栃木の5億円強奪、指示役組員に分け前4000万円
栃木県南河内町(現・下野市)の運送会社「東武運輸栃木」(現・東武運輸プリヴェ栃木支社)で2004年10月、約5億4250万円が奪われた強盗事件で、栃木県警と警視庁の合同捜査本部は31日、首謀者とみられる宇都宮市の山口組系暴力団組員(38)(別の強盗事件などで公判中)ら男3人を強盗容疑で再逮捕する。
組員は、同社の内部情報を中国人グループに伝えて犯行を指示するなどしていたとみられ、今回の事件で4000万円以上の現金を得ていたという。
調べによると、3人は同じ暴力団の組員。38歳の組員は、当時、同社の社員だった大場恭男容疑者(55)(強盗容疑で逮捕)が提供した事務所の見取り図などを参考に犯行を計画したうえ、30歳代の中国人仲介者の男に実行メンバーを集めさせるなど、主導的役割を果たした疑いが持たれている。内部情報は、恭男容疑者の長男の大場隆介容疑者(28)(同)から、高校の同級生で元暴力団組員の石丸仁志容疑者(28)(同)を経由してもたらされたという。
一方、30歳代の中国人仲介者の男は、首謀者とみられる38歳の組員の指示を受け、5人の実行グループを編成したらしい。男は、03年12月に栃木県茂木町で起きた緊縛強盗事件で既に逮捕状が出ている。再逮捕される組員3人は、この茂木町の事件にも関与していたとされる。
(2006年7月30日10時5分 読売新聞)栃木の5億円強奪、「都内で報酬分配」…容疑者が供述
栃木県南河内町(現・下野市)の「東武運輸栃木」(現・東武運輸プリヴェ栃木支社)で2004年10月、約5億4250万円が奪われた事件で、強盗容疑で逮捕された中国籍の無職金光容疑者(26)が、「犯行後、その日のうちに仲介役の都内に住む中国人の男の住居に、実行役の中国人5人が集まり、報酬として3000万円ずつ分けた」と供述していることが27日、県警と警視庁の合同捜査本部の調べで分かった。
捜査本部は、仲介役の男の住居が、中国人グループの犯行拠点になっていた可能性もあるとみて調べている。
調べによると、金容疑者ら実行役は、現金を奪った後、JR宇都宮線を使って自治医大駅(下野市)から宇都宮駅まで移動し、さらに東北新幹線で東京に戻った。仲介役の男の住居は、都内でも埼玉県に近い場所だという。
また、金容疑者が「以前にも1度、強盗事件を起こした。実行役のほかの中国人4人のうち数人とは、その時も一緒にやったので面識があった」と供述していることも判明。捜査本部で、具体的な事件と、その時のメンバーの特定などを進める。
(2006年7月28日3時2分 読売新聞)犯行前に事務所に電話、様子伝える?…栃木5億強奪
栃木県南河内町(現・下野市)の「東武運輸栃木」(現・東武運輸プリヴェ栃木支社)で2004年10月、約5億4250万円が奪われた事件で、強盗容疑で逮捕された元同社員の大場恭男容疑者(55)(宇都宮市東峰町)が、犯行時刻直前、同社事務所に電話をかけて様子を聞き、その後、ともに逮捕された長男の会社員大場隆介容疑者(28)(宇都宮市松原)の携帯電話に連絡していたことが27日、栃木県警と警視庁の合同捜査本部の調べでわかった。
犯行にかかわった日本人はこの2人を含めて6人が判明している。捜査本部は、隆介容疑者が、事務所にいる従業員が2人だけであることなどを、暴力団グループに伝え、その情報を基に、金光容疑者(26)(逮捕済み)ら中国人グループ5人が犯行に及んだとみている。
恭男容疑者は「長男に頼まれて、金庫室などの位置が分かるよう、事務所の図を書いて渡した」とも供述しているという。
恭男容疑者は03年5月から同社に勤務していたが、多額の借金を抱えており、事件後の04年12月に辞職したという。
(2006年7月27日14時41分 読売新聞)栃木の5億円強奪、犯行グループ仲介役の中国人存在か
栃木県南河内町(現・下野市)薬師寺の運送会社「東武運輸栃木」(現・東武運輸プリヴェ栃木支社)で2004年10月、約5億4250万円が奪われた事件で、実行役の中国人グループと、暴力団組員ら日本人グループを仲介する中国人の男がいたことが26日、栃木県警と警視庁の合同捜査本部の調べで分かった。
この男が中国人グループの中心人物の疑いがあり、捜査本部は行方を追うとともに、日中強盗団のメンバー解明を進めている。これにより、事件にかかわったことが明らかになったのは、計12人となった。
強盗容疑で逮捕された中国人実行役の住所不定、無職金光容疑者(26)は調べに対し、「報酬の3000万円は犯行後、仲介役の中国人の男から手渡された」と供述。男は、実行役の中国人グループが犯行後に車や列車で分散して逃走した際、現金を運搬した中国人と車で合流し、一緒に都内方面に逃げたという。
今回の事件で、犯行立案などした日本人グループ(6人判明)は、宇都宮市の山口組系暴力団組員(38)が首謀者となり、メンバーを仲介。元同社員の宇都宮市東峰町、会社員大場恭男容疑者(55)らが、この組員に社内情報を提供したことがわかっている。中国人グループは5人が判明し、金容疑者1人が逮捕されている。
(2006年7月27日3時6分 読売新聞)栃木の5億円強奪、首謀の男を来週にも再逮捕
栃木県旧南河内町(現・下野市)の運送会社「東武運輸栃木」(現・東武運輸プリヴェ栃木支社)で2004年10月、国内過去最高額の約5億4250万円が奪われた事件で、栃木県警と警視庁の合同捜査本部は25日、首謀者とみられ、実行役の中国人グループとの仲介役を務めた宇都宮市の山口組系暴力団関係者の男(38)を、来週にも強盗容疑で再逮捕する方針を固めた。
この男は、同県茂木町で03年12月にあった緊縛強盗事件などに関与したとして逮捕され、警視庁八王子署に拘置されている。この事件の関係者の供述で、男が5億円強盗事件に関与した疑いが強まった。
捜査本部は、さらに仲介役の日本人と、実行役の中国人が少なくとも4人いるとして行方を追っている。
また、強盗容疑で逮捕した中国籍の住所不定、無職金光容疑者(26)が「犯行前に仲間と現場を下見した」と供述していることもわかった。
(2006年7月26日3時5分 読売新聞)