女子中学生が髪を切られた現場付近=愛知県春日井市前並町で29日午前10時47分、鈴木顕写す 29日午前7時半ごろ、愛知県春日井市前並町2の路上で、登校中の同市立西部中学校1年の女子生徒(12)が、後から近づいてきた男にいきなり髪をつかまれた。男は「うざい、死ね」などと言いながら、右手に持っていたハサミで女子生徒の髪の毛を約5センチ切り、徒歩で逃げた。同中学では、5月下旬と今月19日にも、通学途中の女子生徒が切りつけられる事件があり、県警春日井署は同一犯の疑いもあるとみて傷害容疑で捜査している。
調べでは、男は40歳くらいで身長約175センチ。白髪交じりで、黒い上着に青のジーンズ姿、黒の野球帽をかぶっていた。女子生徒と面識はなかったという。
現場は、名鉄小牧線春日井駅から北東に約1.2キロの工場や民家が点在する地域。女子生徒は1人で登校中で、自宅から約200メートルの地点で被害に遭った。約650メートル離れた中学校まで逃げ、教頭を通じ110番した。
同中学では今月19日、今回の現場から南西に約700メートル離れた同市宮町1のマンション自転車置き場で、1年生の女子生徒(13)が男に左腕をカッターナイフのようなもので切りつけられ軽傷を負った。5月27日にも、このマンションから約250メートル東の路上で、3年生の女子生徒(当時14歳)が男にハサミで切りつけられる事件が起きた。
犯行の時間帯や犯人の年齢、体格などに共通点があることから、同署は同一犯の可能性があるとみて調べている。
同市内では6月1日にも同市上野町で小学校5年の男児(10)が男に切りつけられる事件があったが、同署は関連は薄いとみている。【米川直己、加藤隆寛】
(毎日新聞) - 9月29日17時29分更新