ADMIN TITLE LIST
 母親に劇物のタリウムを摂取させて殺害しようとしたとして、静岡県警少年課と三島署は31日、同県伊豆の国市、県立高校の女子生徒(16)を殺人未遂の疑いで逮捕した。

 母親は8月中ごろから顔や手足にじんましんを発症するなどし、10月2日に入院し、現在は呼吸障害などで意識不明の重体。女子生徒は調べに対し、「お母さんがタリウム中毒になっていたことは知っていた」と話し、容疑については「そんなことはしていない」と否認している。

 調べによると、女子生徒は8月中旬ごろから10月20日ごろまでの間、殺そ剤などとして使われるタリウムを、母親(47)に自宅などで摂取させ、殺害しようとした疑い。家族から10月20日、同署に相談があり、母親の体を調べたところ、タリウムを検出。女子生徒の部屋から、プラスチック容器に入った粉末状のタリウムを発見し、押収した。同課は、動機やタリウムの入手先などを追及している。

(2005年10月31日23時17分 読売新聞)

母親の毒殺図った容疑、高1女子を逮捕 容疑は否認


 母親(47)に劇物のタリウムを摂取させて殺害しようとしたとして静岡県警三島署は31日、同県東部の県立高1年の女子生徒(16)を殺人未遂の疑いで逮捕した。母親は意識不明の重体。生徒は「お母さんが中毒になっているのは知っていたが、自分は関係ない」と容疑を否認しているという。

 調べでは、生徒は8月中旬ころから10月20日ころにかけて、自宅などで無職の母親の食事や飲み物にタリウムを混ぜて殺そうとした疑い。母親は筋力低下や呼吸障害などで意識不明の重体。

 母親は8月中旬からじんましんを発疹するなど今年夏以降、徐々に体調を崩し、10月2日に入院した。生徒も母親と同様の症状で21日に入院。家族が不審に思い三島署に相談した。同署が家の中を調べたところ、生徒の部屋から容器に入ったタリウムの粉末が見つかった。

 生徒は症状が回復し31日に退院したため、逮捕に踏み切った。自殺しようと自分でもタリウムを飲んだ可能性があるとみている。

 関係者によると、生徒は成績がよく、化学や生物の実験などに強い興味を示し、身の回りにいる小さな動物にタリウムを飲ませていたという。毒物を使って親や会社の同僚などを殺害する場面が出てくる小説を読んでいたという。つじつまの合わない供述をすることもあり、県警は精神鑑定も検討している。

 また、パソコンで克明に日記をつけており、動機解明につながる記述がないかなども同署で調べる。

 県教委の浅羽浩高校教育課長は「予想もしない事件で驚いている。学校と連携をとりながら、動機などの正確な把握に努め、今後の対応を検討したい」と話している。

     ◇

 《タリウム》 毒性が強く、殺鼠(さっそ)剤や農薬などに用いられ、インターネット上でも販売されている。体内に吸収されると、神経や視覚障害、脱毛などの中毒症状を起こし、急性中毒の場合は死亡するケースもある。東大技官が同僚にコーヒーに入れられて中毒死する事件が91年に起きている。

asahi.com 2005年11月01日03時03分


| HOME |

Design by mi104c.
Copyright © 2009 今日はこんな日_2006, All rights reserved.
FC2ブログ