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 政府は28日、イラク復興支援特別措置法の2007年7月31日までの期限を延長する改正案を来年の通常国会に提出する方針を固めた。

 航空自衛隊による空輸活動に対する米軍や国連の需要があるため、活動を継続すべきだと判断した。延長期間は09年7月末までの2年間を軸に調整する。

 政府は、イラク情勢が依然として不安定で、〈1〉多国籍軍や国連による復興支援活動が来年7月以降も継続する可能性が高い〈2〉米連邦議会の「イラク研究グループ」の「08年3月までに戦闘部隊の国外撤収が可能」とする報告書を踏まえ、米軍の活動は08年春までは少なくとも続く――との見方を強めている。


 警察庁は28日、飲酒運転の同乗者にも罰則を科す規定の新設や、酒酔い運転の懲役刑を現行の3年以下から5年以下へ引き上げることなど、飲酒運転に対して厳罰化を図る道路交通法改正案をまとめた。

 福岡市で今年8月に起きた幼児3人死亡事故をきっかけに高まった厳罰化を求める世論を受け、運転者への罰則強化に加え、周囲にも厳しく責任を問う内容となっている。

 同庁では、29日から国民に意見を求めたうえで、来年の通常国会に提案し、来年中の施行を目指す。

 飲酒運転の厳罰化は、刑法に危険運転致死傷罪が新設された2001年以来。同庁では、死者は減少傾向にあるものの、依然として年間700人以上いることや、ひき逃げ事件が増えていることなどを踏まえ、抑止対策が必要と考えた。


佐田行革相会見 明確な説明なく幕引き 11分間で メモ用紙を手に辞任会見をする佐田玄一郎前行革担当相=内閣府で27日午後5時39分、竹内幹写す

 「不適切な会計処理だった」−−。佐田玄一郎行政改革担当相は27日、自らの政治団体の経費疑惑によって辞任した。明確な説明もないままの幕引きで、支持率の下がる安倍晋三政権にさらに追い打ちを掛けた。一方、問題となった事務所費は、小泉純一郎前首相も二重家賃疑惑が国会で追及されるなど不透明さがしばしば指摘されており、制度の見直しなど国会の姿勢が問われる形にもなった。

 27日午後5時半過ぎ。約100人の報道陣でごった返す東京・永田町の内閣府5階の会見室に、佐田玄一郎行政改革担当は険しい表情で入った。「深くおわび申し上げます」と淡々と用意した書面を読み始めた時の口調は丁寧だった。だが、疑惑を「誤解」と話し、「不適切だったが、事務所費は実際に支出されたもの」と言い切った。


佐田行革相辞任 安倍政権に大きな痛手 国会は波乱含みに 佐田玄一郎行革担当相の辞任について報道陣の質問に答える安倍晋三首相=首相官邸で27日午後7時35分、竹内幹写す

 佐田玄一郎行革担当相が関連政治団体の不正経理疑惑で辞任に追い込まれたことは、安倍政権に大きな痛手となった。安倍晋三首相は年越しを待たずに決着をつけることで事態の早期沈静化を目指したが、野党は来年の統一地方選や参院選をにらみ、年明けの通常国会で攻勢を強める構え。首相にとって初めてとなる07年度当初予算案を審議する通常国会は、出だしから波乱含みの展開になりそうだ。【須藤孝、米村耕一】


ホワイトカラー・エグゼンプション 労政審報告に盛る 「ホワイトカラー・エグゼンプション」導入についての最終報告案が出される労働政策審議会労働条件分科会に臨む西村健一郎会長(中央)=厚労省で27日午後5時7分、塩入正夫写す

 労働法制の改正に関する労働政策審議会(厚生労働相の諮問機関)の労働条件分科会は27日、最終報告をまとめた。報告には、一定の年収などを条件に労働者の労働時間規制(1日8時間など)を除外し残業代を支払わない「日本版ホワイトカラー・エグゼンプション」が盛り込まれたが、労働側は最後まで納得せず、同制度の導入は認めないとの意見が記された。「認めない」との強い表現が使われるのは極めて異例。報告を受け、厚労省は今後、法案要綱の作成に入り、来年の通常国会に提出を目指すが、労働側の反発を押し切る形でこのまま作業が進むのか、注目される。


安倍首相 東京の中小企業、商店街などを視察 条銀座商店街を視察、店先で若主人と談笑する安倍首相(右)=27日、東京都北区で(代表撮影)

 安倍晋三首相は27日、プラスチック製ベアリングを国内で初めて製品化した東京都板橋区の中小企業と、活性化に成功した同北区の十条銀座商店街を視察した。商店街では買い物客から握手攻めに遭い、「頑張っていい国を作って下さい」「いろいろあるけれど、一生懸命頑張って」など失速気味の首相を励ます声が目立った。

 首相は視察後、記者団に「商店街や中小企業が創意工夫を生かせるような環境を作っていく応援をしていきたい」と話した。【小山由宇】

12月28日9時39分配信 毎日新聞十


 堺市は27日、2003年度〜06年度の国民健康保険料の滞納世帯のうち、3666世帯の約6億7000万円分について、徴収の権利が消滅した「時効」と誤って判断し、欠損処理していたと発表した。

 このうち約4億3000万円分(2538世帯)は、本来の時効を迎えて回収できず、税金などで補てんするしかない。市は残りの約2億4000万円分について、欠損処理を取り消し、徴収を継続する一方、関係者を処分する方針。

 国民健康保険法では、保険料徴収行為を行わなかった場合に生じる時効は2年。堺市によると、各年度ごとに本庁の保険年金管理課が、市内7区に、2年間、行方がわからなかったり、死亡していたりして接触できないなどの理由で時効を迎えた滞納者リストを送付。各区の担当者は、徴収猶予申請書や分納誓約書を提出している滞納者は「時効中断」扱いとしてリストから削除する。

 4年間で、3億1000万円分が回収不能になった南区では、担当者に、時効が中断するという知識がなく、誤った欠損処理を続けていた。他の区では、徴収猶予申請書などの日付を見誤るなどしていたという。

 池田利昭・市健康福祉局長は記者会見で「市民の信頼を裏切ることになり、大変申し訳ない」と陳謝した。

(2006年12月28日1時41分 読売新聞)


歴史認識での対立緩和へ、日中研究委が北京で初会合 日中両国の歴史認識の溝を埋めようと、双方の研究者が出席した「日中歴史共同研究」の初会合。歩平社会科学院近代史研究所長は、焦点の日中戦争をめぐる歴史解釈の対立を克服したいとの意向を示した(26日、北京)(時事通信社)

 【北京=末続哲也】日中両国の有識者による歴史共同研究の初会合は27日、北京で2日間の日程を終えた。

 日中双方は「歴史問題は、政治の重荷になって日中協力関係を妨げるべきではない」、「日中双方の歴史認識ギャップは誇張されており縮小・整理するべきだ」などの認識で一致。次回全体会合を2007年3月に日本で開くほか、「古代・中近世史」と「近現代史」の各分科会を随時開催することを決めた。

 日本側座長の北岡伸一・東大教授は記者会見で、初会合の印象を「全体の雰囲気は非常に真剣、率直、友好的で、大変良いスタートを切った」と語った。


 総務省は27日、日本の総人口のピークは2004年12月の1億2783万8000人だったと発表した。

 05年10月の国勢調査の総人口が確定したのを受けて、毎月公表している推計人口を改定した。

 それによると、総人口は04年、毎月増減を繰り返しながら、12月に最高になった。05年に入っても増減が続いたが、04年12月の水準を超えた月はなかった。

 また、05年10月の国勢調査人口(1億2776万8000人)と比較対象になる04年10月の推計人口は、1億2778万7000人に修正され、1年間で1万9000人の減少となった。総人口には日本に3か月以上在住する外国人も含まれている。

(2006年12月27日22時15分 読売新聞)


 民主党の鳩山幹事長は27日、党本部で記者会見し、日本版ホワイトカラー・エグゼンプションを導入する労働基準法改正案の提出を政府が検討していることについて、「残業手当不払い法案だ。サラリーマンを狙い打ちしており、格差を広げるおそれがある」と述べ、反対する考えを示した。

 鳩山氏はさらに、来年の通常国会で格差是正の基本方針などを盛り込んだ格差是正基本法案の提出を検討していることを明らかにした。

(2006年12月27日19時12分 読売新聞)



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