12月28日、ソマリアの国会議員は暫定政府が首都モガディシオを制圧したと語った。写真は同国南部を進む暫定政府軍の車両(2006年 ロイター/Reuters TV) 【ヨハネスブルク=角谷志保美】東アフリカ・ソマリア暫定政府のゲディ首相は29日、隣国エチオピアの支援で掌握した首都モガディシオに初めて入った。暫定政府は戒厳令を敷いて治安を維持し、本格統治に乗り出す。
しかし、国際テロリストとの関係が指摘されるイスラム原理主義組織「イスラム法廷会議」は徹底抗戦の構えを見せており、ソマリアが“イラク化”する可能性も否定できない。
AFP通信によると、ゲディ首相は29日午後、エチオピア軍などの厳重な警備に伴われ、首都に入った。これに先立つ28日には、暫定議会が近く3か月間の戒厳令を宣言する方針を明らかにした。
首都では29日、エチオピア軍と暫定政府軍が厳戒態勢を敷いたが、北部ではエチオピア軍の進駐に反対する数千人規模のデモが起きるなど、不安定な状況が続いている。