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暫定政府軍、イスラム勢力の追撃開始 首都モガディシオを奪回したソマリアの暫定政府軍は30日、首都の南約500キロのキスマヨで体勢を立て直しているイスラム原理主義勢力「イスラム法廷」の追撃を開始した。写真はヘリに乗り込むユスフ大統領(AFP=時事)

 【ナイロビ=角谷志保美】東アフリカ・ソマリア暫定政府のユスフ大統領は30日、暫定政府が拠点としてきた内陸都市バイドアから、首都モガディシオ郊外の町を訪れた。暫定政府は政府機能の首都への移転を目指す一方、首都を放棄して南下したイスラム原理主義組織「イスラム法廷会議」をエチオピア軍の支援で壊滅させる構えで、南方に進軍している。

 ロイター通信によると、ユスフ暫定大統領は30日、エチオピアの軍用ヘリで首都から約20キロの町に到着。地域指導者らと会談し、「政府には平和を取り戻す義務がある」と訴えた。前日にはゲディ暫定首相が首都入りし、市民多数の歓迎を受けた。

 だが、暫定政府を支援するエチオピア軍の駐留に対する市民の不満は強く、29日には首都北部で、30日には南部で、大規模な反対デモが起きた。

(2006年12月30日23時1分 読売新聞)


 【ロンドン=本間圭一】露連邦保安局(FSB)元中佐、アレクサンドル・リトビネンコ氏の殺人事件の捜査は、ロンドン警視庁が注目するロシア人ビジネスマン2人の事件への関与が不透明なまま、越年しそうだ。

 一方で、英当局への捜査協力を強調するロシア側は、年明けにもロンドンに亡命中のロシア人政商らへの事情聴取を求めるとされ、英露関係の悪化が懸念されている。

 ロシアに派遣されたロンドン警視庁の捜査員9人は今月20日までに帰国した。捜査員はモスクワ滞在中、ロンドンのホテルで11月1日、リトビネンコ氏と接触したビジネスマン、ドミトリ・コフツンとアンドレイ・ルゴボイの両氏を聴取したが、2人は関与を全面否定。同警視庁は、2人への再聴取を行う意向を示しており、現状では事件の全容解明に至っていない模様だ。

(2006年12月30日22時1分 読売新聞)


 【ロンドン=本間圭一】スウェーデンからの報道によると、世界最古の新聞と言われる同国紙「ポスト・オック・インリッケス・ティドニンガー」は29日、同紙のウェブサイト上で、年内で新聞印刷を終了する方針を明らかにした。

 来年1月1日以降は、スウェーデン企業登録庁(SCRO)のウェブサイト上のみで情報を提供する。今回の決定の具体的な理由は不明。

 ロイター通信などによると、同紙は1645年に創刊。スウェーデンの公的機関が発行し、企業倒産や政府公報などを主体に報道してきた。世界新聞協会(WAN)は、世界最古の新聞と認定している。

(2006年12月30日20時55分 読売新聞)


 【ワシントン29日共同】米国人がイメージする2006年を代表する「悪役」はブッシュ米大統領で、逆に一番のヒーローも同大統領―。AP通信などが29日までに行った世論調査で、混迷するイラク情勢と米国内のムードを反映した結果が明らかになった。

 米国人に「今年一番の悪役」として真っ先に思い浮かぶのは誰かと質問したところ、25%が米大統領と回答、2位となった国際テロ組織アルカイダの指導者ウサマ・ビンラディン容疑者の8%を大きく引き離した。

 3―5位はイラクのフセイン元大統領、イランのアハマディネジャド大統領、北朝鮮の金正日総書記の順で、米大統領が「悪の枢軸」と呼んだ3カ国の指導者を上回る皮肉な結果になった。

 「今年一番のヒーローは」との質問でも、13%がブッシュ大統領と答えた。調査は19―21日、約1000人に電話で行われた。

NIKKEI NET 2006/12/30 (11:27)


 【パリ=山口昌子】仏ルモンド紙が27日発行で報じたところによると、シラク仏大統領は「死刑廃止」を憲法に盛り込むことを考えており、1月3日の新年の賀詞交換会の席上の演説で提案する。

 フランスはミッテラン社会党政権が誕生した1981年に、死刑廃止を決定。同年10月9日の法律で制定した。シラク大統領は法律だけではなく、フランス共和国の憲法に「死刑廃止」を盛り込むことで、「いかなる者も死刑の判決を受けない」という死刑廃止の理念の永久化を図り、来年5月で2期目の任期が切れる前に、大統領の偉業として歴史に名をとどめたい意向だ。

 同日発行のレゼコー紙によると、憲法に盛り込むには憲法改正が前提となるため、憲法改正を承認する新法案を来年1月の17日か24日の閣議に提出し、2月22日までに国民議会と上院で新法を採決する日程という。


メッカに信者200万人 イスラム教巡礼、最高潮 サウジアラビア西部メッカへ巡礼に訪れた大勢のイスラム教徒ら〔著作権:AP.2006〕

 【カイロ29日共同】イスラム教最大の聖地、サウジアラビア西部メッカへの巡礼が29日最高潮を迎え、信者約200万人が、約1400年前に預言者ムハンマドが最後の説教をした場所であるメッカ郊外のアラファト原野で祈りをささげた。

 イスラム教シーア派とスンニ派の宗派対立に根差した自動車爆弾テロ、住民の拉致、虐殺が連日発生しているイラクをはじめ、サウジ国外から165万人の巡礼者が訪れたとみられている。

 ロイター通信によると、サウジ当局は、雑踏による混乱や巡礼期間中のテロ警戒のため5万人規模の治安部隊を展開させた。前回の巡礼期間だった今年1月の巡礼行事中に多数の人々が折り重なって倒れ、360人以上が死亡するなど、これまでに巡礼での圧死事故が何度も発生している。

 イスラム教国は29日から数日間の連休となり、30日から1月2日までは犠牲祭と呼ばれるイスラム暦の1年で最大の祝祭期間となる。〔共同〕

NIKKEI NET 2006/12/30 (01:32)


ソマリア暫定政府が首都モガディシオを制圧=ソマリア国会議員 12月28日、ソマリアの国会議員は暫定政府が首都モガディシオを制圧したと語った。写真は同国南部を進む暫定政府軍の車両(2006年 ロイター/Reuters TV)

 【ヨハネスブルク=角谷志保美】東アフリカ・ソマリア暫定政府のゲディ首相は29日、隣国エチオピアの支援で掌握した首都モガディシオに初めて入った。暫定政府は戒厳令を敷いて治安を維持し、本格統治に乗り出す。

 しかし、国際テロリストとの関係が指摘されるイスラム原理主義組織「イスラム法廷会議」は徹底抗戦の構えを見せており、ソマリアが“イラク化”する可能性も否定できない。

 AFP通信によると、ゲディ首相は29日午後、エチオピア軍などの厳重な警備に伴われ、首都に入った。これに先立つ28日には、暫定議会が近く3か月間の戒厳令を宣言する方針を明らかにした。

 首都では29日、エチオピア軍と暫定政府軍が厳戒態勢を敷いたが、北部ではエチオピア軍の進駐に反対する数千人規模のデモが起きるなど、不安定な状況が続いている。


 フィリピンのジャーナリスト40人と報道機関3団体が「報道の自由を侵害された」として、アロヨ大統領の夫ホセミゲル・アロヨ氏に対し、1250万ペソ(約3000万円)の損害賠償を求める集団訴訟を起こした。ホセミゲル氏は03年以来、今回提訴した40人を含む45人のジャーナリストを名誉棄損で告訴している。

 28日に記者会見した原告側は「ホセミゲル氏は地位と権力を利用して報道の自由を脅かしている」と批判。「10件45人を相手取った告訴の乱発は、報道機関に圧力をかけ、批判を沈黙させる目的」と指摘した。

 ホセミゲル氏には、違法賭博運営業者からのわいろ授受などの疑惑が浮上。04年の大統領選をめぐり不正疑惑が浮上した大統領自身とともに批判された。

2006年12月30日00時47分 asahi.com


 【ジャカルタ=佐藤浅伸】インドネシアのナングロアチェ・ダルサラム州の選挙管理委員会は29日、今月11日に行われた州知事選挙で、旧独立派組織「自由アチェ運動(GAM)」の地元指導者イルワンディ・ユスフ氏(46)が38・2%を得票し当選した、と発表した。投票率は約80%。

 同選管によると、イルワンディ氏は同州の21の県・市のうち15県市で最も多くの票を獲得し、当選に必要な得票率25%を大きく上回った。2位は、人権活動家のフマム・ハミド氏(16・6%)だった。

 イルワンディ氏は、2003年にインドネシア当局に逮捕されたが、04年12月のインド洋大津波の混乱に乗じて刑務所を脱走。その後、特赦を受けてヘルシンキでの政府とGAMとの和平交渉に参加した。

 同氏が圧勝した理由について、和平合意の立役者の一人であることに加え、「クリーンなイメージが有権者に歓迎された」(地元紙編集者)との見方が出ている。

(2006年12月30日0時4分 読売新聞)


 【ワシントン=五十嵐文】AP通信が米国民を対象に行った世論調査(12―19日実施)で、ブッシュ米大統領が25%の“支持”を集め、2006年で最大の「憎まれ役」に選ばれた。

 国際テロ組織アル・カーイダの最高指導者ビンラーディンが8%、イラク元大統領サダム・フセインが6%で続き、イランのアフマディネジャド大統領が5%、北朝鮮の金正日総書記は2%だったが、いずれも1ケタ台で、大統領への“支持”が際だった。

 一方、「今年1番の英雄」部門でも、大統領は13%で1位となり、大統領への評価は大きく分かれた。2位は6%のイラク駐留米軍で、民主党で大統領選への出馬を検討しているバラク・オバマ上院議員らが3%で3位だった。

(2006年12月30日0時3分 読売新聞)



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