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 【エルサレム=三井美奈】パレスチナ自治区ガザで19日、アッバス自治政府議長が率いるファタハと内閣を主導するイスラム原理主義組織ハマスの武装組織同士が銃撃戦を展開し、3人が死亡、約20人が負傷した。

 18日夜にはファタハ幹部の元閣僚がハマスに一時拉致される事件も起きており、双方が17日に合意した停戦は崩壊の危機に直面している。

 ガザ市では19日朝、ファタハ系治安組織のメンバーが負傷者の手当てのため病院に入ろうとしたところ、警備に当たっていたハマス系武装組織のメンバーが阻止し、発砲の応酬となり、ハマスの1人が死亡。この後、市内にあるファタハ系治安組織の本部が迫撃砲で攻撃されたほか、市内各地で発砲が相次ぎ、ファタハ系治安組織の2人が死亡した。


英首相、アッバス議長への支持呼び掛け記者会見後に握手するブレア英首相(左)とパレスチナ自治政府のアッバス議長=18日、ラマラ〔ロイター〕

 【エルサレム=三井美奈】パレスチナ自治政府のアッバス議長は18日、中東歴訪中のブレア英首相とヨルダン川西岸ラマッラで会談した。

 会談後の記者会見で、アッバス議長は「我々の決定は明らかだ」と述べ、議長・評議会(国会に相当)選挙の早期実施を目指す方針を改めて確認した。

 議長は、ハマスを含めた「挙国一致内閣」設立が望ましいとの立場を示す一方、組閣交渉が頓挫している以上、「解決策を探り、実行に移すのが私の義務だ」と述べ、選挙を前倒しするという、先の決定を正当化した。


パレスチナのハマスとファタハ、停戦で合意 12月17日、パレスチナのハマスとファタハが停戦で合意。写真は武装するファタハ(2006年 ロイター/Abed Omar Qusini)

 [ガザ 17日 ロイター] パレスチナ自治政府を主導するイスラム原理主義組織ハマスと自治政府のアッバス議長率いるファタハは17日、前日から続いている双方の武力衝突について、停戦で合意したことを明らかにした。 

 ハマスは16日、アッバス議長が、評議会(国会に相当)選挙の前倒し実施を表明したことなどに反発、議長公邸を迫撃砲で攻撃した。これを受け、ファタハはハマス内閣の閣僚2人を拘束した。

 ただ、停戦が確実なものとなるかどうかは、アッバス議長公邸付近で銃撃が続いているもようであることから、不透明な情勢となっている。

 停戦に関する見解も双方で異なっている。ハマスは、統一政府樹立に向けての協議再開を要請したとしているが、ファタハは、戦闘停止を求めただけだとしている。

12月18日10時53分配信 ロイター


ガザ各地で衝突、18人負傷・ハマスとファタハ パレスチナのガザ市で、ハマス幹部のハニヤ自治政府首相のポスターを掲げる支持者ら=17日〔著作権:AP.2006〕

 【アンマン=三井美奈】パレスチナ自治政府のアッバス議長が議長選と評議会(国会)選を前倒しで実施すると発表したことについて、イスラム原理主義組織ハマス幹部のハニヤ首相は17日、「選挙は違法であり、住民の対立を招く」と批判し、評議会選挙への参加を拒否する方針を明らかにした。

 ガザ地区各地では、議長率いるファタハとハマスがそれぞれ大規模デモを展開しており、双方の衝突で16日から17日午後にかけて2人が死亡、30人以上が負傷した。首相が議長への対決姿勢を鮮明にしたことで、対立の激化は避けられなくなった。

 ガザ市では16日午後から、ハマス支持者ら数千人が緑色のハマス旗を掲げて街頭行進し、「議長は米国のスパイ」「選挙は断固拒否」などと主張。「現在の苦境はハマスの責任」と批判するファタハのデモ隊との間で殴り合い、投石する騒ぎとなった。ガザ地区南部のラファやハンユニスでは、デモ隊の一部が発砲、AFP通信によると、被弾した少年が死亡したという。


議会選には応じず=アッバス議長の演説を非難−ハマス パレスチナ自治区のラマラで演説するアッバス自治政府議長(中央)。議長選挙と評議会(議会)選挙を「できるだけ早期に行う」と表明した(16日)(EPA=時事)09時44分更新

 【エルサレム16日時事】パレスチナ自治政府を率いるイスラム原理主義組織ハマスは16日、選挙の早期実施に言及したアッバス自治政府議長の演説を非難、評議会(議会)選には応じない姿勢を明らかにした。

 ハマスのハニヤ首相の側近、アフマド・ユーセフ氏は時事通信に対し、「演説はハマスとの対立を招く内容で、パレスチナ全体の利益に反する」と強調。「自ら辞職するのは勝手だが、議長に評議会を解散する権限はなく、評議会選の早期実施に言及するのはおかしい」と指摘した。

12月16日23時1分配信 時事通信


パレスチナ内の対立激化、ガザで銃撃戦 ヨルダン川西岸でハマス支持者と衝突するパレスチナ・ファタハ系の治安部隊員ら=15日〔ロイター〕

 【カイロ=金沢浩明】パレスチナ自治政府内でイスラム原理主義組織ハマスと、治安部隊の主力でアッバス自治政府議長が率いるファタハの対立が15日、一気に先鋭化してきた。ガザでは同日、ファタハ治安部隊とハマスの武装勢力との間で銃撃戦が発生、ヨルダン川西岸地区でもハマス支持者のデモ隊に治安部隊が発砲した。

 ハマスのハニヤ首相が14日にエジプトと自治区ガザ間の検問所を通過する際に治安部隊と衝突し、同首相のボディーガードが死亡した事件がきっかけ。ハマスは15日にガザで記者会見を開き、事件の責任はガザの治安責任者であるファタハ有力指導者のダハラン氏にあると名指しで強く非難した。(23:03)  【カイロ=金沢浩明】パレスチナ自治政府内でイスラム原理主義組織ハマスと、治安部隊の主力でアッバス自治政府議長が率いるファタハの対立が15日、一気に先鋭化してきた。ガザでは同日、ファタハ治安部隊とハマスの武装勢力との間で銃撃戦が発生、ヨルダン川西岸地区でもハマス支持者のデモ隊に治安部隊が発砲した。

 ハマスのハニヤ首相が14日にエジプトと自治区ガザ間の検問所を通過する際に治安部隊と衝突し、同首相のボディーガードが死亡した事件がきっかけ。ハマスは15日にガザで記者会見を開き、事件の責任はガザの治安責任者であるファタハ有力指導者のダハラン氏にあると名指しで強く非難した。

NIKKEI NET 2006/12/15 (23:03)


パレスチナ首相車列に銃撃、ハマス・ファタハ間で緊張 14日、ガザ地区に戻ったハニヤ首相(中央)=AP 

 【エルサレム=三井美奈】イスラム原理主義組織ハマス幹部でパレスチナ自治政府首相のハニヤ氏が14日、外遊からガザ地区に戻った際、検問所付近で車列が銃撃を受けた事件について、ハマス報道官は15日の記者会見で、「ファタハ幹部ダハラン元治安相による暗殺の企て」と激しく批判した。

 アッバス議長が率いるファタハとハマスは「挙国一致内閣」交渉が頓挫したのを機に対立を深めており、内戦に発展する可能性も指摘されている。

 ハニヤ首相が検問所で足止めされたことに抗議するハマス武装組織が14日、検問所に突入。警備に当たるファタハ系治安組織との間で銃撃戦となった。事件はこうした混乱の中で起き、首相に同行した息子や側近が負傷した。ダハラン元治安相は1990年代のハマス弾圧を指揮した人物で15日、関与を否定し、「責任は武装組織を検問所に突入させたハマスにある」と反論した。双方の武装組織は15日にも、ガザ市中心部で銃撃戦を展開した。


 【エルサレム=三井美奈】イスラエルのペレツ国防相は14日、イスラム原理主義組織ハマス幹部でパレスチナ自治政府のハニヤ首相が中東歴訪を終えエジプトから陸路ガザ地区に戻ろうとしたところ、検問所の閉鎖を命じ、ハニヤ首相の通過を阻止した。

 これに反発したハマス武装メンバー数十人が検問所に乱入して発砲。検問所を警備するファタハ系治安部隊が応戦し、約20人が負傷した。

 AP通信などによると、ハニヤ首相は、現金約3500万ドル(約40億円)を持ち込もうとしていた。首相は歴訪中、イスラエル敵視政策をとるイランやスーダンで支援約束を取り付けており、イスラエルは現金がハマスの武装組織に流れることを警戒したとみられる。

 仲介に入ったエジプトが、現金を一時預かることで合意を取り付け、首相は約7時間後、検問所を通過してガザに戻った。この際、車列に何者かが発砲し、警備員が死亡した。

 ハマス内閣発足後、米欧が援助を停止したため自治政府は財政難に陥っており、ハマス閣僚が外遊先で集めた現金を手荷物で持ち帰ろうとするケースが相次いでいる。

(2006年12月15日12時56分 読売新聞)


イスラエルのオルメルト首相 イスラエルのオルメルト首相(2006年 ロイター/Ronen Zvulun)

 【ベルリン=三好範英】ドイツのメルケル首相と同国を初訪問したイスラエルのオルメルト首相が12日、ベルリンで会談した。

 オルメルト首相は会談後の記者会見で、訪独直前に独テレビとのインタビューでイスラエルの核兵器保有を示唆する発言をしたことについて「(発言は)誤解されている。イスラエルは中東で最初に核兵器を導入する国にはならない、というこれまでの立場を確認しただけだ」と述べた。

 イスラエルは核兵器保有について肯定も否定もしない立場を改めて確認したものと見られる。

(2006年12月13日13時32分 読売新聞)


 【エルサレム=三井美奈】パレスチナ自治政府のハニヤ首相は11日、中東の衛星テレビ「アル・アラビーヤ」で、イラン政府が自治政府に総額2億5000万ドル(約300億円)の支援を約束したと述べた。

 米欧がイスラエル生存権を認めないハマス内閣への援助を停止する中、イランが影響力を拡大している。

 首相によると、支援のうち1億2000万ドルは自治政府への直接支援で、イランは公務員10万人と漁業関係者3000人に半年間の手当を支給することも約束したという。このほか、自治政府のザハル外相は先月、イランから1億2000万ドルの支援を受けたと発表している。

 首相は先月末から中東諸国を歴訪しており、イランには今月7日から4日間滞在し、アフマディネジャド大統領ら要人と会談した。

 その一方、当初予定された首相のサウジアラビア、ヨルダン両国訪問は中止された。

(2006年12月12日22時31分 読売新聞)



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