【北京=末続哲也】中国の唐家セン国務委員は25日、河野洋平衆院議長と北京市内で会談し、先週開かれた北朝鮮核問題をめぐる6か国協議で、北朝鮮が米国の金融制裁を先に解除することを条件に、「寧辺の核施設を廃棄してもいい」と述べ、一定の「譲歩の姿勢」(唐委員)を示していたことを明らかにした。(センは王ヘンに「旋」)
だが、米国との合意には至らず、協議は休会したという。
河野氏は、日本国際貿易促進協会の会長として訪中。河野氏に同席した同協会関係者が同日、明らかにした。
唐委員はまた、先の6か国協議で「各方面が期待したような重要な成果は、残念ながら上げることが出来なかった」と認める一方、協議の早期再開の必要性を強調した。
さらに、北朝鮮の拉致問題に対する日本側の関心の高さについて、「完全に理解し、非常に同情している。1日も早い解決を望む。できることを進めたい」と語った。
(2006年12月26日0時21分 読売新聞)